赤ちゃんを祝う行事と産着
産着は赤ちゃんが生まれたときに着せるもので「手通し」とも言われています。
3日目あるいは7日目になって、初めて袖のあるものを着せることを「袖通し」といい、誕生後のひとつの儀式となっています。
白絹の産着は、「袖通し」や「お七夜のお祝い」(命名の行事)から着せてあげることになります。
最近のタイミングとしては、病院での出産の場合の退院時や、初お披露目として、ご親戚ご友人を招くようなお祝いの宴などにも、宜しいかと思います。
出産退院時に純白の産着で!
「お宮参り」(初めて氏神に参拝する行事)では、白絹の産着(内着)を着せた上に、掛着(お祝い着)を羽織ります。
皇室では白羽二重の産着をお着せになるようです。
悠仁様のお宮参りには両陛下より贈られた産着をお召しになっていましたね。(→ニュース記事へ)
その昔、お嫁に行く時に白の打ち掛けを着て嫁入りしたのは、後に子供が生まれた時の産着なり掛け着に作り直す事を考えての事だそうです。
お宮参りに純白の産着で!
またお宮参りと同じ頃、生後100日目あたりで行われる、お食い初め(箸祝い)でも着せてあげることができます。
お食い初め
洋装のセレモニードレスやベビードレスも素敵ですが、日本古来の知恵・先人の思いが受け継がれているのが、和のセレモニードレス【白絹の産着】でございます。
日本には数多くの礼儀や作法の中に、高潔な日本人の精神が存在します。
大切な大切なお孫さま・お子さまのお誕生の機会に 、【白絹の産着】を通して、日本人の優しく美しい心を親から子へ子から孫へとお伝えいただくことができれば、職人として最高の喜びでございます。
初節句 (紐位置を変え、揚げをするとよちよち歩きの頃まで着られます)
お問い合わせは03-3657-4513または⇒こちらへ